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おすすめのPC用ブルーレイドライブ!PCでブルーレイディスクを再生、書き込みするには?

Blu-rayディスクが発売されてから、もう20年くらいになります。

現在発売されているノートパソコンやデスクトップパソコンを見てみると、ストレージ、つまりシステムディスクに関しては、すぐに新しいものが取り入れられてHDD→2.5インチSSD→M.2 SSDと確実に進化しています。

しかしPCのドライブは、なぜかいまだに「DVDスーパーマルチドライブ」を採用している製品が多いです。

DVDスーパーマルチドライブは、基本的にCDとDVDを使用することは可能ですが、Blu-rayディスクの再生や記録を行うことはできません。

なぜ、Blu-rayが発売されてもう20年くらいたつのに、いまだにPCに標準でブルーレイドライブを搭載する製品が少ないのか?

これには、色々な理由があると思いますが、私の個人的な見解では、やはりPCにブルーレイドライブがあった方が便利だと思っています。

今回の記事では、

●PCにブルーレイドライブがあると便利な理由!

●PCにブルーレイドライブが搭載されているときに気を付けること!

●後付けできるおすすめのPC用ブルーレイドライブ!

などについて書いています!

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PCでブルーレイを再生、書き込みするには?

上記のタイトルをお読みになった方は、そんなのPCにブルーレイドライブを取り付けるだけだと思うでしょう。

もちろん、それはそれで正解なのですが、実は、使い方によっては、注意しなくてはならないこともあります。

※それについては、下の章、特に一番下の章「PC用ブルーレイドライブの注意事項 」で詳しく説明しています。

PCでブルーレイディスクを再生するのに必要なもの、ブルーレイディスクに書き込みをする際に必要なもの

基本的に最低限以下のものが必要になります

●PC用のブルーレイドライブ

●ブルーレイの再生、書き込みソフト
※ソフトが古いと市販のブルーレイディスク、ブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組を再生できない場合があります。

また、ソフトには基本的にサポート期限があり、期限が切れてもブルーレイディスクへの書き込みはできますが、市販のブルーレイディスク、ブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組に関しては、再生できない場合があります。

そのためソフトのサポート期限が切れると、新しいソフトを有料で購入する必要が発生する場合があります。

初めてPCにブルーレイドライブを取り付ける方は、購入前に一番下の章「PC用ブルーレイドライブの注意事項 」をご覧になることをお勧めします。

PCの知識がある程度ある方、以前にPCでブルーレイドライブを使用したことがある方は、一番下の章をご覧になる必要はないかもしれません。

個人的な感想ですが、家庭用のブルーレイレコーダーに比べてPCのブルーレイドライブは、やや知識が必要です。

PCにブルーレイドライブがあると便利な理由

ブルーレイドライブがPCに搭載されていると便利な理由!
※ブルーレイドライブを後付けした場合も含む

●市販のブルーレイディスクの再生が可能

●家庭用のブルーレイレコーダーで録画したブルーレイディスクが再生可能

●もしPCにテレビチューナーが搭載されていれば、もしくは後付けで搭載すれば、PCでテレビ番組をブルーレイディスクに録画がすることが可能

上記が一般的なメリットですが、

私は、DVDディスクに比べてブルーレイディスクが、より大量のデータをディスクに書き込めるということにとても魅力を感じています。

BD-RならばDVDディスクの約5倍のデータを書き込むことができます。

これは、やはり便利です!

例えば、デジカメで撮影した写真でも現在は、画素数が多いものがほとんどですので、一枚の写真でもかなりの容量があります。

私が持っている今から5年以上前に購入したコンパクトデジカメでも一枚の写真の容量は、軽く7MBを超えます。

つまり100枚写真を撮影すれば、写真データの容量が700MBを超えることになります。そのため大事な写真などをストレージ(HDDやSSDなど)と別にディスクに保存しておきたい場合は、やはり記憶容量の大きいブルーレイディスクが有利といえます。

写真に関してもこれだけの容量を使うのですから、動画を撮影する方は、さらに容量を使うことになることは言うまでもありません。

DVDに比べて大量のデータを保存できるのがブルーレイディスクのメリットといえます!

PC用ブルーレイドライブを購入する際に事前に確認した方がいいこと

PC用ブルーレイドライブには、いくつかの種類があります。

●デスクトップPC用の内蔵ブルーレイドライブ
※自分で取り付けが必要になります

●外付けブルーレイドライブ
※標準型とスリム型があります。

●ノートパソコン用の内蔵ブルーレイドライブ
※自分で取り付けが必要になります

購入するときのポイント!

●対応しているブルーレイディスクの種類、規格の確認

片面2層、UHDに対応しているかなどの確認。UHDに対応しているブルーレイドライブは、ある程度割高になります。
※UHDとはUltra HD Blu-rayのことでブルーレイディスクの後継となる規格です。

●付属ソフトが付いているか?付いていないか?

付属のソフトが付いていないとブルーレイディスクの再生、書き込みなどができません。
※ただし以前もPC用ブルーレイドライブを使用していて、買い替えた方は、以前のソフトが使える可能性があります。

付属ソフトが付いていても

製品によっては、付属ソフトのバージョンが古く、新しいバージョンの「AACSプロテクト」に対応していないこともあります。その場合は、ソフトをバージョンアップするか、できなければ、新しいバージョンのソフトを購入する必要があります。

そのため使用する用途によっては、付属ソフトが付いている方が必ずしもいいとは限らない場合もあります。

というのは、ソフトなしの製品を購入して、ソフトだけ別に購入した方が安く済む場合があり得るからです!
※付属ソフトが古く、新しい「AACSプロテクト」に対応していない場合など

ただし付属ソフトが古くてもブルーレイディスクへの書き込みは可能です。また書き込みしたブルーレイディスクのデータをそのPCで読み取ることも可能です。

おすすめのPC用ブルーレイドライブ!

「内蔵型」:デスクトップパソコン用

「外付け型」:デスクトップ、ノートパソコンの両方で使用が可能

「ブルーレイの再生、書き込みソフト」:ブルーレイディスクの再生、書き込みに必要なソフト

の順番で紹介していきます。

内蔵型

パイオニア Windows10対応  BD-R 16倍速書込 S-ATA接続 ブラックトレー仕様 BDライター ブラック ソフト無 バルク品 BDR-212BK

商品の特徴!

対応OS:Windows

使用用途:デスクトップパソコン用の内蔵型ブルーレイドライブ

付属ソフト名:付属ソフトなし

対応メディア(BD):
BD-R・BD-RE・BD-R DL・BD-RE DL・BD-ROMなど
※BD-R XL・BD-RE XL・UHD(Ultra HD Blu-ray )には非対応

補足:Windows11対応、BD-R16倍速書込、M-DISK対応。AVCREC、CPRM対応。

※CD、DVD、BD-Rなどへのメディアへの記録・再生をする際には、別途対応ソフトが必要になります。


UHDにも対応!

パイオニア  Windows11対応 BDドライブ プレミアムモデル ピアノブラック BDR-S13J-X

商品の特徴!

対応OS:Windows

使用用途:デスクトップパソコン用の内蔵型ブルーレイドライブ

対応メディア(BD):
BD-R・BD-RE・BD-R DL・BD-RE DL・BD-ROMなど
※BD-R XL・BD-RE XL・UHD(Ultra HD Blu-ray )にも対応しています!

付属ソフトに関して:

メーカーのホームページの「付属ソフト」
https://jpn.pioneer/ja/pcperipherals/bdd/products/bdr-s13j-x/bundle/

を参考にしてください。

付属ソフト有になっていますが、バルク品の場合はわかりません。


面白い製品では、以下の製品があります!

Blu-rayの読み込み専用ドライブ!
※書き込みは不可

ASUS Windows10対応 ブルーレイコンボドライブ BC-12D2HT

商品説明!

●ブルーレイ:読み込みのみ可能

●CD、DVD:読み込み、書き込みが可能

外付けタイプ

外付け薄型タイプ 

BUFFALO USB3.2(Gen1)/3.0 ブルーレイドライブ 書込み/再生/編集ソフト バスパワー 外付け 薄型ポータブルBD  Win/Mac BRXL-PTS6U3-BK/N

商品の特徴!

対応OS:Windows、Mac

対応メディア(BD):

BD-R・BD-R DL・BD-RE・ BD-RE DL・BD-R XL・ BD-RE XL に対応
※UHD(Ultra HD Blu-ray )には非対応

付属ソフトについて:

以下の公式サイトを参考にしてください。

https://www.buffalo.jp/product/detail/brxl-pts6u3-bk_n.html

※新モデルも発売されています

バッファロー USB3.2(Gen1)/3.0 ブルーレイドライブ 書込み/再生/編集ソフト バスパワー(給電ケーブル付き) 外付け 薄型ポータブルBD 国内メーカー Windows/Mac BRXL-PUS6U3-BK/N


5インチ外付けタイプ! 

パイオニア Win & Mac対応 USB3.2接続 5インチ外付けブルーレイドライブ ベーシックモデル ブラック BDR-X13JBK

商品の特徴!

対応OS:Windows、Mac

本体寸法:160mm(W)×50mm(H)×220mm(D)

対応メディア(BD):

BD-R・ BD-R DL・BD-RE・ BD-RE DL・BD-R XL・ BD-RE XL・BD-ROM。
※UHD(Ultra HD Blu-ray)には非対応

付属ソフト:

以下の公式サイトを参考にしてください。

https://jpn.pioneer/ja/pcperipherals/bdd/products/bdr-x13jbk/bundle/

おすすめのブルーレイ再生、書き込み用ソフト

この記事を書いている時点での製品のバージョンです。今後、新しいバージョンが出た場合は最新バージョンの商品をおすすめします!

PowerDVD 22 Pro |ダウンロード版


PowerDVD 22 Ultra |ダウンロード版

Pro(プロ)とUltra(ウルトラ)の違い

●8K 動画再生、Ultra HD Blu-ray再生

●H.265/HEVC再生

●ISOイメージ直接再生

Pro(プロ)は、上記の再生ができません。Ultra(ウルトラ)は、可能です。

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

PC用ブルーレイドライブの注意事項

何か注意することがあるのか?

と思う方もいらっしゃると思いますが、実はあります!それも結構重要なことです!

家庭用ブルーレイレコーダーと違ってPC用ブルーレイドライブには、注意するべき点があります。そのことを以下に書いておきます。

基本的に、PC用ブルーレイドライブを使用する目的には以下の場合があると思われます。

PC用ブルーレイドライブの一般的な使用用途

1、PC上のデータをブルーレイディスクに保存

2、PCでブルーレイディスクを再生する

3、PCでテレビ番組を録画してブルーレイディスクに保存
※PCにテレビチューナーが付いている場合に限る

4、PCでオリジナルBDMV(Blu-ray Disk Movie、BD-MV)を作る
※DVDでいえばDVD-Videoの作成です。

ひとつずつ説明していきます。

1、PC上のデータをブルーレイディスクに保存

これに関しては、基本的にPCやPCのブルーレイドライブが故障、破損しない限り問題なく行えます。

例えば、デジカメで撮影した写真ファイル、動画ファイルの保存。
また、エクセルやワードなどのデータファイルの保存など。その他のデータファイルをブルーレイディスクに保存(書き込み)できます。

そしてブルーレイディスクに保存したPCで閲覧することができます。

3、PCでテレビ番組を録画してブルーレイディスクに保存

PCにテレビチューナーが付いていれば、テレビの録画も可能です。これに関しても、基本的にPCやブルーレイドライブが故障、破損しない限り、恐らく問題なく行えるでしょう。

そして録画する際に使用したPC用ブルーレイドライブで再生するなら問題ないと思われます。

4、PCでオリジナルBDMV(Blu-ray Disk Movie、BD-MV)を作る

これに関しても、基本的にPCやブルーレイドライブが故障、破損しない限り、恐らく問題なく行えるでしょう。

注意する必要があるとすれば

「2、PCでブルーレイディスクを再生する」場合です!

市販のブルーレイディスクには、コピー防止のプロテクトがかかっています。

また、テレビ番組を家庭用のブルーレイレコーダーで録画してブルーレイディスクにダビングしてもそのディスクにはコピー防止のプロテクトがかかります。

ブルーレイに使われているプロテクト技術には、いくつかありますが、その中でも再生に影響する可能性のある「AACS」というプロテクトは、定期的にバージョンアップされています。

DVDにも著作権を守るために市販のDVDなどには「CSS」というプロテクトがかけられていますが、「CSS」プロテクトは、バージョンアップがありません。そこが「AACS」プロテクトとの大きな違いです。

実際に私のノートパソコンはかなり古いですが、標準でブルーレイドライブを搭載しています。しかし何年も前から市販のブルーレイディスクは、再生することができなくなりました。

「AACS」プロテクトが定期的にバージョンアップするとどうなるか?

以下のことが起こる場合があります。

1、数年前に発売されていた市販のブルーレイディスクを再生することができても最近の市販のブルーレイディスクを再生することができない場合がある。
※PC用ブルーレイドライブが新しいバージョンの「AACS」に対応していないため。

2、家庭用のブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組のブルーレイディスクがいきなりPC用のブルーレイドライブで再生できなくなる場合がある。
※PC用ブルーレイドライブが新しいバージョンのAACSに対応していないため。

原因と対策

「AACS」プロテクトは、DVDの「CSS」プロテクトと違って、定期的にバージョンアップするため、そのバージョンに対応していないとPC用のブルーレイドライブで再生することができません。
※古いバージョンは再生可能です。

対策方法

非常に簡単で、PCのブルーレイドライブを購入したときに付属しているブルーレイの再生に関するソフトをバージョンアップすればいいだけです。

しかし、PCのブルーレイドライブの再生ソフトには、基本的にサポート期限があるので、サポート期限が切れると、新しいAACSのバージョンに対応することができなくなります。

その場合は、新しいバージョンのブルーレイ再生ソフトを購入する必要があります。その際は、基本的に有料になります。

Blu-ray再生ソフトで有名な製品には、サイバーリンクのPower DVDなどがあります。

その他の方法として、無料でブルーレイディスクを再生できるフリーソフトもあるようですが、これが合法なのか?違法なのか?私には、判断できないので今回は紹介しません。

もうひとつの注意点

家庭用のブルーレイレコーダーで録画したブルーレイディスクをPCのブルーレイドライブで再生する際

家庭用のブルーレイレコーダーでダビング(書き込み)したブルーレイディスクもAACSプロテクトがかかりますが、実は、そのAACSのバージョンも定期的にバージョンアップされます。

そのため、家庭用のブルーレイレコーダーでダビングしたブルーレイディスクがPCのブルーレイドライブで以前まで普通に再生できたものが、AACSのバージョンアップで突然、PC側で再生できなくなる場合があります。
※その場合、PC側で再生するためには、PC側のソフトをバージョンアップする必要あります。

なぜ、このような現象が起きるのか?その理由は、

家庭用のブルーレイレコーダーは、接続しているアンテナ端子からAACSのバージョンアップが行われているからです。

また、もし、しばらく使っていなかった家庭用のブルーレイレコーダーに新しいAACSのバージョンが導入されたブルーレイディスクを読み込ませると、自動的にテレビのアンテナ端子を通じてブルーレイレコーダーが新しいAACSにバージョンアップされる仕組みになっています。

これは、新しいAACSにバージョンアップしないとバージョンの新しいAACSプロテクトがかけられたブルーレイディスクを再生することができないためです。

PC用ブルーレイドライブの注意事項のまとめ!

最後に要所をまとめておきます!

●市販のブルーレイディスク、家庭用のブルーレイレコーダーでテレビ番組を録画したブルーレイディスクには、著作権を守るために「AACS」というプロテクトがかけられている。

※デジカメやビデオムービーなどで、自分が撮影した動画などには、プロテクトはかかっていません。

●PC用ブルーレイドライブを使ってディスクの再生や書き込みを行う際は、再生、書き込みソフトが必要。

●PC用のブルーレイレコーダーで「AACS」プロテクトがかかっている映像を見るには、「AACS」のバージョンが同等以上に対応していないと再生ができない

●PC用のブルーレイドライブに付いている付属ソフト(再生ソフト)は、サポート期限が切れると、新しいバージョンの「AACS」プロテクトに対応できないためブルーレイディスクによっては再生することができないことがある。

●PC用のブルーレイドライブで、ブルーレイ再生ソフトを更新、または別途購入すれば、新しいバージョンの「AACS」プロテクトがかけられた市販のディスク等も再生が可能だが、Blu-rayソフトには、サポート期限があり、その期限が過ぎると再び有料で購入しなくてはならないことがある。

●PCのデータなどをPCのブルーレイドライブを使ってブルーレイディスク(BD-Rなど)にデータとして書き込む場合においては、基本的になんら問題がない。サポート期限は関係なし。

また、PCでブルーレイディスクに書き込んだデータは、そのPCで問題なく閲覧が可能。
※ただし古くてもいいのでブルーレイドライブの付属のソフト(再生、書き込みソフト)は必要。

●PC用のブルーレイドライブを購入する際に、「付属ソフト有り」と「付属ソフトなし」の2つのタイプがあるが、付属ソフトがついていてもバージョンが古い場合は、新しいソフトを別途購入しないと新しいバージョンの「AACS」プロテクトがかけられた市販のブルーレイディスクなどを再生することができない場合がある。
※ソフトが古くてもBD-Rなどへのデータの書き込みは問題なく行える。また、そのPCでの閲覧も可能。

●フリーソフトでブルーレイディスクを再生できるソフトがありますが、それが合法なのか違法なのかは判断が難しいです。行う場合は自己責任で行って下さい。不安な方は、有料ソフトを使うことをおすすめします。

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