最近は、テレビを観る人が少なくなったと言われています。その理由のひとつとしてネットの有料動画配信サービスの台頭をあげる人が多いです。
確かに私もAmazonプライムビデオを3年以上継続して使っており、さらに年に数か月は、Huluやネットフリックス、ユーネクストなどの会員にもなって動画を観ています。
こういった有料動画のサブスク(サブスクリプション)のシェアが拡大すると、確かにテレビを観る時間が減るのかもしれません。
※ここでいうサブスクとは定額サービスのことです。
テレビを観る時間が減ると、テレビ番組を録画することも少なくなってくる場合があります。
そうなると、どうなるか?
自然とブルーレイディスクを使う機会が減ってくる方もいるかもしれません。
しかし私は、前回の記事でも書いたようにブルーレイディスク(主にBD-R)をブルーレイレコーダーで使用する他にも、PCを使ってデジカメで撮影した写真データなどをブルーレイディスクに保存したりするのに使うので、依然としてブルーレイディスクを使う機会が多いです。
しかし、ブルーレイディスクを購入しようと思うと、驚くことがあります。それは、DVDが記録メディアとして全盛だったころと状況が大きく違っていることです。
以前は、多くの日本のメーカーがDVD、BDなどのディスクを販売していましたが、現在は、海外のメーカーが多くなりました。
日本製の記録メディア(ディスク)ならば、知名度があり安心して購入できたのですが、名前の知らない海外製だと海外では有名なメーカーなのか?書き込みミスが少ないのか?など、不安に思うこともあるかもしれません。
※ちなみにメディアとディスクの違いは、簡単に説明すると、メディアは、記録媒体全体を表していて、その中にディスクも含まれます。ディスクは形状が円盤状になったものでDVDディスク、BDディスク、ハードディスクなどがあります。そのためDVDメディア、DVDディスクなどと呼ばれることがありますが、この場合、基本的にどちらも同じ意味です。
というわけで、今回は、私がよく使っているおすすめのブルーレイディスク(BD-R)について書いてみたいと思います。
目次
ブルーレイディスクではどの規格、種類を選ぶのがおすすめか?
結論から言うと、特別な目的がない限り、個人的には、片面1層のBD-Rをお勧めします。
片面2層、片面3層、片面4層は、記録できる容量が片面1層に比べて大きいですが、その分、値段や容量当たりの価格も高くなり、コストパフォーマンスを考えるとやはり片面1層の方がお得感があり個人的におすすめです!
ちなみにブルーレイディスクの容量は、以下のようになります!
※以下は、すべて1回書き込み用(BD-Rタイプ)です。
容量 | 書き込み速度の目安 | |
片面1層(BD-R) | 25GB | 1~6倍速 |
片面2層(BD-R DL) | 50GB | 1~6倍速 |
片面3層(BD-R XL) | 100GB | 2~4倍速 |
片面4層(BD-R XL) | 128GB | 2~4倍速 |
またブルーレイディスクには繰り返し書き込みができるREタイプもあります。
しかし、やはり容量当たりの価格がBD-Rよりも割高になる場合が多いです。また片面1層のBD-Rの場合、最高速で6倍の書き込みが可能な場合がありますが、BD-REの場合は、基本的に書き込み速度が1~2倍速になります。
つまり同じ量のデータの書き込みをBD-RとBD-REで各々の最高速で行った場合、単純に計算するとBD-Rの方がBD-REよりも3倍速く書き込めることになります。この差は結構大きいように感じます。
※補足ですがDVDには、両面2層という規格もあったと思います。ひっくり返して使うタイプです。ブルーレイディスクにも両面2層があるかを調べてみましたが、確認できませんでした。恐らく存在しないと思われます。
おすすめのBD-Rと原産国について!
私が定期的に購入しているのは以下の商品です!コストパフォーマンスに非常に優れていると思います!また、昔からある製品なので信頼感があります!
Verbatim 1回録画用 ブルーレイディスク BD-R 25GB 50枚 片面1層 1-6倍速 VBR130RP50V4
●製品:BD-R、1回録画用
●枚数:上記は50枚入りですが、他にも10枚・20枚・100枚タイプがあります。
●規格:片面1層(容量25GB)
補足事項!メーカーについて!
当時、私が購入し始めたころは、パッケージに以下のように記載されていました。
原産地:台湾
当製品に関するお問い合わせに関して:
三菱ケミカルメディア日本総代理店 株式会社アイ・オー・データ機器
2023年になってから購入すると以下のように変更されていました。
原産地:台湾
当製品に関するお問い合わせに関して:
バーベイタム製品国内総代理店 株式会社アイ・オー・データ機器
調べてみるとウィキペディアに以下のように書かれていました。
Verbatim(バーベイタム)は、1969年にアメリカで生まれた記録メディアのブランドである。
三菱ケミカルグループを経て、2020年より台湾CMC Magnetics Corporationのブランドとなっている。
引用元:Wikipedia
URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/Verbatim
ちなみに事業者名が「Verbatim Japan 株式会社」に変更になった商品も購入して使っていますが、私は、今のところ以前と同じように問題なく使えています。
他にも以下の製品が個人的にお勧めです!
【Amazon.co.jp限定】 バッファロー ブルーレイディスク BD-R 1回録画用 25GB 50枚 片面1層 1-6倍速 RO-BR25V-050PW/N
原産国:台湾
ブランドはバッファローです。そしてRiTEK社製のようです。ちなみに「RiTEK」は台湾のメーカーです。
※原産国や生産メーカーは変更になる場合があります。
ライテックといえば、当時、DVDメディアが発売されてまもない、まだ安定した製品が出回っていなかった頃、信頼度の高いメーカーだったように記憶しています。私も当時何度かライテックのDVDを購入しましたが、書き込みミスが発生したことは、ほとんどなかったと思います。これは、私の個人的な感想ですが、台湾の知名度の高いメーカー製品は、ほとんどが高性能だと思っています。
ビクター 1回録画用 ブルーレイディスク BD-R VBR130RP50SJ2 (片面1層/50枚)
ブランドは、ビクターです。
調べてみると、原産国は、台湾で、事業者名は以前は、「三菱ケミカルメディア株式会社」でしたが、現在は「Verbatim Japan 株式会社」に変更になっているようです。
※原産国や生産メーカーは変更になる場合があります。
こちらもブランドがビクター製品で、事業者が「Verbatim Japan 株式会社」のため信頼できると思います。
繰り返し録画(書き込み)が可能なREタイプでおすすめは?
個人的には、一回のみの書き込みが可能なBD-Rがお勧めですが、人によっては、書き込み時間が長くても繰り返し録画(書き込み)ができるディスク(メディア)が欲しいという方もいらっしゃると思います。
そういう方には、上記で紹介したVerbatim(バーベイタム)のREタイプも販売されています。
Verbatim Japan くり返し録画用 ブルーレイディスク BD-RE 25GB 50枚 片面1層 1-2倍速 VBE130NP50SV1
上記は、50枚タイプですが、他にも3枚、5枚、10枚、20枚タイプがあります。
ディスクに記載されている録画用(映像用)と記録用(データ用)の違いは?
DVDやBDなどのディスクが入っているパッケージをよく見ると「録画用」などと書かれています。現在では、恐らく、ブルーレイディスクでは、「記録用」というのは、ほとんどないと思われますが、DVDディスクでは、現在でも「録画用」と「記録用」があります。
※流通しているのは、BDと同様に録画用が多いと思います。
基本的に「録画用」の方が「私的録画補償金」が価格に含まれている分やや高くなります。
地デジ化になる前は、基本的にどちらを購入しても同じだったはずです。
しかし地デジ化にともないDVDやブルーレイディスクは、「CPRM」に対応していないと不便になりました。
それはディスクがCPRMに対応していないと著作権で保護されたテレビ番組などを録画することができないからです。
そのため、現在、販売されているDVDやブルーレイディスクは、基本的にCPRMに対応した「録画用」がほとんどだと思います。
※記録用(データ用)でもCPRMに対応しているDVDディスクもあります。
ちなみに「録画用」と書かれているからといって録画にしか使えないわけではありません。
PCのデータをPCのブルーレイドライブを使ってディスクに記録することができないわけでもありません。
例えば、私がいつも使っている先程紹介した「Verbatim バーベイタム 1回録画用 ブルーレイディスク」もパッケージに「録画用」と書かれていますが、PCを使ってPCに保存されているデータなどをディスクに書き込むことができます。
BDのケースについての補足!
BD-Rなどのブルーレイメディア(ディスク)を保管する際は、プラスチックケースやブルーレイメディア(ディスク)専用ケースを使うことをお勧めします。
ブルーレイディスクは、DVDディスクに比べて記録できる容量が非常に多いため、記録する面が非常にデリケートです。
そのため専用ケースを使って保管しないと、長期間経過した場合、ケースの布の模様、起伏などがBD-Rの表面(記録する面)に影響を与えてディスクが使用できなくなる場合もあるとのことです。
気になる方は、「BD-R 専用ケース」などで検索すると出てくると思います。
もちろん、BD(ブルーレイ)ディスク専用ケースでは、DVD、CDディスクも保管できます。