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スティックSSDの発熱対策!ヒートシンクを付けると温度は低くなるのか?

SSDをコンパクトにしたスティックSSDという製品があります。外見は、USBメモリとほとんど同じです。

大きさに関しては、やや大きいですが、それでもUSBメモリとそれほど変わりません。

スティックSSDのメリットには、前回の記事で書いたように、通常の2.5インチのSSDに比べて非常にコンパクトであること、一般のUSBメモリに比べて読み込み速度、書き込み速度が極めて速いというメリットがあります。

しかし、ストレージとして高性能なSSDをコンパクトにすると、どうしても従来の2.5インチのSSDに比べて、放熱性が劣ります。

これは、他の製品にもいえますが、コンパクトにすることによる、ある程度仕方のないデメリットといえると思います。

今回の記事では、私が実際に購入したスティックSSDの通常の温度、データ読み込み中の温度、書き込み中の温度を計測してみた数値、

それと、スティックSSDに、ヒートシンクを取り付けると温度は、下がるのかを実際に試した感想を書いています。

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データ転送中に温度が上がるのは、スティックSSDだけではない

スティックSSDの温度の検証の前に!

私は、USBメモリをたくさん持っていますが、USBメモリに関してもデータの読み込み、書き込みを行うと、USBメモリの温度は上がります。

特に、大容量のデータの書き込み時に関しては、かなり温度が上がります。さらに言えば、一般のUSBメモリよりも、より転送速度の速い、高速タイプのUSBメモリの方が温度が上がりやすい傾向があると思います。

また、HDD、2.5インチSSD、M.2タイプのSSDに関しても同じようにデータの転送時には、温度が上がります。

そのためスティックSSDの温度がある程度、高くなっても、それほど神経質になる必要はないと私は思います。

次の章では、今回購入したスティックSSDをいくつかの条件で温度を測定した結果を紹介しています。

スティックSSDの温度を測定してみた!

スティックSSDの温度を測定してみました!

室温は、約25℃です!

これは、あくまでも私の環境下での結果です。人によっては、違う結果になる場合もあります。あくまでも参考程度としてお考え下さい。

また、USBメモリもそうですが、スティックSSDも同じ製品でも個体差がある場合があります。

私が実際に購入した以下のスティックSSDで温度を計測してみました。

まずは、今回購入したスティックSSDのベンチマークを行ってみました!

この価格で、ここまでの速度が出るとは、うれしい限りです。

また、読み込み速度(read)と書き込み速度(write)が、ほとんど変わらないほど高速なのも優秀だと思いました。

ベンチマーク直後のスティックSSDの温度

ノートPCのUSBポート(USB3.0)にスティックSSDを差し込んだ直後の温度

上記から5分後

上記から10分後

スティックSSD内の動画を再生したときの温度

5分間動画を再生した時の温度

10分間動画を再生した時の温度

スティックSSDとノートPCの間で約20GB(正確には21GB)のデータを移動

スティックSSDからノートPCへ約20GBのデータを移動した場合(読み込み時)

20GBのデータの読み込み後のスティックSSDの温度

移動にかかった時間:2分40秒

ノートパソコンから約20GBのデータをスティックSSDに移動した場合(書き込み時)

20GBのデータの書き込み後のスティックSSDの温度

移動時間:1分38秒

基本的には、スペックからも読み込み速度の方が速いはずなのですが、不思議なことに私の環境下では、書き込みの方が速いという意外な結果が出ました。

これは、PC環境も影響しているのが原因だと思われます。

ちなみに、その他でも試してみました!

購入後、307GBのデータをノートPCからスティックSSDにコピーしたときの時間(書き込み時間)と温度です

書き込み時間:46分

ステックSSDの温度:69℃

速度的には、かなり優秀だと思います。

2.5インチのHDDでおなじ工程を行おうとしたら予測時間が5時間と表示されました。

スティックSSDを使用してみた感想!

やはり、SSDですね!転送速度が通常のUSBメモリやHDDに比べてかなり速いです。

ステックSSDの温度に関しては、
まず、使用している時間が長いほど、徐々に温度が上がっていきます。そのため、負荷のかかる書き込み時の温度も上記のように5分以内で終わるならば、それほど温度は上昇しませんでした。

また、データの読み込み、書き込み後の数分間は、時間が経つにつれてスティックSSDの温度が1~5℃ほど上がる場合が多かったです。そしてその後、徐々に温度が下がっていきました。

ちなみに、私が、何も気にしないで今回購入したスティックSSDを使った際の最高温度は、確か70℃ちょっとだったと思います。

では、熱対策としてスティックSSDにヒートシンクを使ってみたらどう変わるのか?

次の章では、実際に検証してみた結果を紹介しています!

スティックSSDにヒートシンクを装着した場合の温度

実際に購入した方の口コミを見ると、スティックSSDにヒートシンクを装着している方が何人かいました。

それで、私も本当にスティックSSDにヒートシンクを装着すれば、SSDの発熱をある程度は抑えることができるのかと思いヒートシンクを購入してみました。

そして実際に試してみました。

今回購入したヒートシンク

2個入りタイプもあります。私は、とりあえず上記の1個タイプを購入しました。

ヒートシンクをスティックSSDのどこに装着するかですが、

口コミレビューにも書かれているように、スティックSSDをUSBポートに差し込んだ時に下になる方に付属の両面テープで取り付けました。

また、USBメモリを差し込むときにヒートシンクが邪魔にならないように、ヒートシンクを両面テープで貼りつけました。さらにスティックSSDの下側になる面には、私の場合、何やらQRコードやシリアルナンバーが書いてあったので、事前にデジカメで写真を撮っておきました。ヒートシンクを貼りつけてしまうとそれらが見えなくなってしまうからです。

※スティックSSDの分解などは一切行いません

ノートパソコンの場合、差し込んだ時にスティックSSDの下側になる方にヒートシンクを取り付ける理由ですが、

上側になる方は、基本的に熱が逃げるのを邪魔するものがないからです。しかし、下側は、ノートパソコンを置いているテーブルなどに熱が当たり、熱が逃げにくいことが多いからです。

実際にヒートシンクをスティックSSDに取り付けてみた感想

ヒートシンクを装着する前は、頻繁に50℃を超え、場合によっては、70℃を超える時もありました。

しかし、ヒートシンクを装着してからは、SSDの温度が55℃を超えることがほとんどなくなりました。

補足事項

ヒートシンクをスティックSSDに貼りつける直前までスティックSSDを使用していたからでしょうか?

最初は、期待していたほど効果がありませんでした。しかし、スティックSSDをノートパソコンから取り外して、数時間(4~5時間)ほど放置してから、ヒートシンクを装着したスティックSSDを再びノートパソコンに差し込み使用してみると先程とは違ってかなり温度が低くなりました。

スティックSSDにヒートシンクを装着した後の温度

スティックSSDにヒートシンクを装着してクリスタルディスクマークでベンチマークを計測後にクリスタルディスクインフォで温度を測ると以下のようになりました。

ヒートシンク装着前は、57℃だったので、12℃も温度が下がったことになります。

やはり、ヒートシンクを装着するとある程度の効果があるようです。

それでも50℃は、超えることがあります。しかし、私の環境では、55℃より上がることがほとんどなくなりました。また、上がってもすぐに温度が下がりやすくなった気がします。

以前は、スティックSSDで何も作業していなくてもPCに差しっぱなしにしているだけで、ほとんどの場合、30分以内で、50℃を超えましたが、大きな負荷を与えない限り、現在は、2時間以上使ってもステックSSDの温度は、45℃未満の場合が多いです。

現在もテスト中ですが、2時間以上、スティックSSDをノートPCに差しっぱなしにしても、やはり、45℃は、超えていません。
※あくまでも私の環境下でのことです。違うPC環境下によっては、違う結果になる場合もあるかもしれません。

ただ、短い時間であれば、ヒートシンク装着前と装着後の温度は、それほど変わらないかもしれません。長時間ノートパソコンに差しっぱなしにしておく時や、ある程度の時間使用するときにヒートシンクの効果が大きく出るような気がします。

※あくまでも私の環境下で、私が試した結果です。人によっては違う結果になることもあります。あくまでも参考程度にお考え下さい

以下にそれぞれの温度を表にまとめてみました

ヒートシンクなし ヒートシンク装着後
ベンチマーク直後 57℃ 45℃
ノートPCに差し込んだ直後 30℃ 27℃
5分後 52℃ 37℃
10分後 49℃ 41℃
動画再生(SSD内の動画)
5分間動画を再生後 46℃ 40℃
10分間動画を再生後 48℃ 43℃
20GBのデータの読み込み後 48℃ 40℃
20GBのデータの書き込み後 47℃ 39℃

※あくまでも私の環境下で、私が試した結果です。人によっては違う結果になることもあります。あくまでも参考程度にお考え下さい

今回購入したのは、比較的低価格なヒートシンクでしたが、私の環境下の場合、思った以上に効果があったというのが素直な感想です。

ストレージの温度が常時50℃を超えるとストレージの寿命が短くなるのか?

クリスタルディスクインフォでスマート情報を調べると、ストレージ(HDD、SSDなど)の温度が50℃を超えると警告音がなりますが、果たして50℃を超えるとそれほど危険なのか?という疑問がわいてくると思います。

SSDで長期に調べたことは、ありませんが、私が以前使用していたWindows XPのノートパソコンのシステムディスクは、日本製のHDDでしたが、起動して30分もしないうちに、必ず私の環境下では、50℃を超えていました。

速めにHDDを違うものに交換した方がいいのかな?と思っていましたが、結局HDDの交換が面倒で18000時間ほど使いましたが、HDDが壊れることはありませんでした。

結局10年ほど使いましたが、HDDは故障していませんし、クリスタルインフォで調べても「正常」と表示されます。

そのため、ストレージの温度が常時50℃を超えるからといって、必ずしもストレージの寿命に影響するとはいえないような気がします。

そのため、ストレージの温度にそれほど神経質になる必要はないのでは?と私は、考えています。

もちろん何度も70℃を超えるようだと、さすがにストレージの寿命に影響があるかもしれません。

※あくまでも私の環境下でのことです。すべてにおいて故障しないことを保証するものではありません。

読み込み速度、書き込み速度が急に遅くなる場合

スティックSSDで高温になることにより読み込み速度、書き込み速度が遅くなるというような口コミを見ましたが、これに関しては、私は、温度とはあまり関係ないのでは?と思っています。

つまり、恐らく50℃台であれば、転送速度が、急激に落ちたりすることはないのではと私は思っています。

それよりも、もし転送速度が急激に落ちることがあれば、それは、キャッシュの容量、つまりは、キャッシュの容量不足が起こることによって転送速度が落ちているのではないかと思います。

ただ、この転送速度が急激に落ちるという現象も、実は、多くのUSBメモリでも起こりうることです。

また、もちろん、サーマルスロットリングが発動するほどの高熱になれば、間違いなく転送速度は落ちますが、それは、70℃超えるほどの高い温度ではないかと推測します。

そのため、先程も触れたように50℃台の温度くらいなら、転送速度に関しては、ほとんど関係しないのではないかと私は思います。

スティックSSDを購入してみた感想~まとめ!

今回の記事では、スティックSSDの温度関連について書きましたが、結果的に、スティックSSDを購入してよかったと思っています。

どうしても温度が気になるという方は、ヒートシンクを別途で購入して装着すればいいと思います。私が今回購入したヒートシンクの値段は、安価でしたが、それでも顕著な効果がありました。

また、購入してよかったと思う1番の理由は、

なんといっても高速型のUSBメモリに比べてスティックSSDが、コストパフォーマンスに優れていることです。

私が、使っている高速型のUSBメモリで一番容量の大きなUSBメモリは、256GBですが、それでも今回購入した1TBのスティックSSDの値段とほぼ同じでした。しかも転送速度は、スティックSSDの方が速いです!

私が気に入って、よく使っている高速型のUSBメモリには、最大で512GBのタイプしかないのですが、単純な計算方法で、もし1TBタイプがあった場合の価格を推測して計算すると、1TBのスティックSSDの価格の約3倍以上になることになります。

そのためスティックSSDは、非常にコストパフォーマンスがいいと思いました!

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