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テレビやDVDプレイヤーなどのAV端子(RCA端子)を増やす方法!切り替え式と同時出力式!

最近のテレビは、AV端子が、1つ(1セット)しかついていない製品が多くなっていると思います。

もちろん、値段の高いテレビになれば、AV端子が増えるのかもしれませんが・・・

ハイビジョン、フルハイビジョンの液晶テレビが登場して、ブラウン管テレビが市場から姿を消してから、特にテレビについているAV端子の数が、減ったような気がします。

以前使用していた29インチのブラウン管テレビには、AV端子が3セットついていました。

しかし、現在私が、使用しているハイビジョンの液晶テレビには、AV端子は、1セットしかついていません。

その代わり、HDMI端子が2つ、LANポートが1つ、USBポートが1つ、ついています。

このように、あきらかに、時代は、AV端子から、HDMI端子に切り替わっているようです。

まあ、AVケーブルは、両方がピンコードの場合、基本的にアナログですから、どうしてもデジタルのHDMIには、映像の美しさで太刀打ちできません。

ちなみに、最近では、4Kや8Kに対応したHDMIケーブルも発売されています。

しかし、AV端子、AVケーブル(ピンコード)を使う人は、今でも多くいます!

まだ需要があるんです!

今回の記事の目次

1、AV端子は、今でも貴重!AV端子の使い道!

2、AV端子の増設に関して!入力端子を増やすのか?出力端子を増やすのか?

3、テレビのAV端子(入力端子)を増やすのにおすすめのAVセレクタータイプ商品!

4、その他の目的でAV端子(出力端子)を増やしたい場合に便利な同時出力タイプ商品!

5、どうしてもテレビのHDMI端子を使い方は?AVケーブルをHDMIに変換する機器

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AV端子は、今でも貴重!AV端子の使い道!

ちなみに、AV端子のAVとは、Aは、Audio(音声)、Vは、Video(映像)を表します。
そして、一般的にAV端子といえば、RCA端子を意味することが多いです。
厳密に、いえば、他にもAV端子の種類はたくさんあります。

RCA端子とは、昔、主流だった3本のピンコードを差し込む端子です。

黄色→映像

白色→音声

赤色→音声

これに対して、現在、主流のHDMIは、1つのケーブルで、デジタル映像と音声を転送することができます。

すごい進化ですね!

しかし、HDMIが主流の現在でも、AV端子(RCA端子)、ピンコードが、今でも需要があるのは、以下の用途で使う人がまだまだ多いからです。

これ以降、RCA端子をこの記事では、AV端子と記載しています。

現在でも需要があるAV端子!

AV端子が必要なケースには、以下の場合があります

●ビデオデッキを使用する場合に必要!

VHSビデオテープレコーダーは、2016年7月で生産を終了しましたが、ビデオテープは、現在でも発売されています。

ビデオデッキは、長い間使用されたため、今でも、ビデオテープに以前、録画した懐かしい映像をたまにご覧になったり、ビデオデッキが壊れる前に、ビデオテープの映像をDVDメディアに書き込んだりする方がいるはずです。

●DVDプレイヤーを使う場合に必要!

DVDプレイヤーもかなり普及したため、今でも、レンタルビデオ店で借りてきた映画などのDVDをDVDプレイヤーで、ご覧になっている方も多くいるでしょう。

なにせ、ブルーレイがこれだけ普及しても、未だに、レンタルビデオ店では、DVDの方が多いのが現実です。

DVDプレイヤーを使う際にも基本的に、テレビのAV端子(RCA端子)が必要になります。

また、ビデオデッキは、もう販売されていませんが、DVDプレイヤーやDVDディスクは、今でも販売されています。

●DVDレコーダーを使う場合に必要!

デジタル放送が開始される以前に、購入したDVDレコーダーをまだ持っている方もいらっしゃると思います。

DVDレコーダーの一部の機種に関しては、現在でも使用できるそうです。

●昔のゲーム機を使う場合に必要!

昔、世界中で、大ヒットした初代プレイステーション、プレイステーション2などもテレビにつなげてプレイする際には、テレビにAV端子(RCA端子)が必要になります。

●少し前のデジタルカメラ・ビデオカメラなどを使う場合に必要!

数年前のデジカメだと撮影した写真をテレビで見る際にAV端子が必要になる場合がほとんどでした。また、数年前のビデオカメラもテレビに接続する際にAV端子を使う場合が多かったです。

現在は、HDMIケーブルで接続する商品が多いです。

その他にも、AV端子(RCA端子)を必要とするケースがあると思います。

AV端子の増設に関して!
入力端子を増やすのか?出力端子を増やすのか?

まず、AV端子を増やす場合、問題になってくるのは、入力端子を増やしたいのか?
それとも出力端子を増やしたいのか?ということです。

ちなみにテレビに関してですが、現在、テレビにあるAV端子は、すべて入力端子です。基本的にテレビにAV端子の出力端子があることはありません

テレビに搭載されている端子をよく見ると、HDMIも、AV端子にも「入力」と書かれているはずです!

※アナログ音声端子(赤と白)には、出力端子がある場合があります。

つまり、テレビ、DVDプレイヤーなど、各機器に初めからある端子のタイプしか増やすことしかできません。
入力端子しかない機器は、入力端子の増設のみ
出力端子しかない機器は、出力端子の増設のみ。ということです。

※ちなみに、ビデオデッキには、AV端子の入力と出力が両方ありました。

●AV端子の入力端子を増やす

テレビに関していえば、増やすのは、入力端子になります。

AV端子増設機器で、入力端子を増やして、ゲームやDVDプレイヤーなどのAVケーブルを増設機器を通してテレビとつなぐことができます。

ただし、テレビの画面は、1つしかないので、切り替え式になります。

同時に出力しようとすると画面が一つしかないので混線します。そのため切り替え式が販売されています。

●AV端子の出力端子を増やす

DVDプレイヤーなど、出力端子がある機器に使用されます。

DVDプレイヤーの出力端子をAV端子増設機器で増やしてDVDプレイヤーの映像と音声を複数のモニターに同時出力する際などに使われます。

テレビのAV端子(入力端子)を増やしたい場合

セレクタータイプ(切り替えタイプ)が最適です!

テレビには、入力端子しかありませんので、3入力1出力や4入力1出力タイプなどのセレクタータイプがおすすめです!

同時にテレビに出力しようとすると、混線したり、故障の原因になるため、セレクタータイプでは、混線しないように、ちゃんと切り替えができるようになっています。

その他の目的でAV端子(出力端子)を増やしたい場合

例えば、DVDプレイヤーなどのAV端子(出力端子)を増やしたい場合

2分配タイプや1入力4出力タイプなどの同時出力タイプが向いています。

DVDプレイヤーのAV端子が、基本的に出力端子だからです。

例えば、DVDプレイヤーのAV端子に1入力4出力タイプのAV端子増設機器を使い、4つのモニターにつなげば、DVDプレイヤーの映像と音声が、同時に4つのモニターに出力が可能になります。

その他にも考えれば、便利な用途が見つかるかもしれません。

テレビのAV端子(入力端子)を増やすのに
おすすめのAVセレクタータイプ商品!

AVセレクタータイプ(切り替え式)

テレビのAV端子(入力端子)を増やす方法としては、この方法が、一番おすすめです。

また最も一般的な方法で、切り替え式になります。

※そのためAV端子(入力端子)を増やすことができますが、同時には、出力できません。
同時出力できないのは、テレビの画面が1つしかないため、混線を防ぐためです。

例えば、AVセレクターの出力側(OUTPUT)にピンコード(AVケーブル)を差し込み、テレビとつないで、AVセレクターの入力側(INPUT)にゲーム、DVDプレイヤー、ビデオデッキ等の3つのAVケーブルをつなぎます。

そして、セレクターについている切り替えで、3つのうちの1つに切り替えてテレビに映像と音声を出力する仕組みです!

映像と音声をテレビに映す場合には、テレビ側で入力の切り替えをする必要があります。

テレビのリモコンに「入力切替」などのボタンがあるはずです。恐らく、ビデオ1、ビデオ2などの名称になっていることが多いです。

おすすめのAVセレクタータイプ

Asahi Denki AVセレクター 3入力1出力 ASL-E311

商品の特徴

●3入力1出力タイプです!

入力端子が3つ(映像・音声L/R)で、出力端子が1つ(映像・音声L/R)のタイプです!

●切り替えレバーで、3つの入力端子を切り替えることができます。

※同時出力はできません。

●ゲーム機やAV機器などの入力の切り替えに便利です!

●電源は不要です

上記の商品以外にも以下のような商品があります


ELPA AVセレクター 4入力1出力 S映像端子付き ASL-S411

商品の特徴

●4入力1出力タイプです!
ビデオデッキやテレビゲーム機器など、4台の機器の入力切換が可能です!

※同時出力はできません

●S映像端子に対応しています!

●外形寸法:約H43.5XW186XD115(mm)

●質量:約249g

●電源は不要です

その他の目的でAV端子(出力端子)を増やしたい場合に
便利な同時出力タイプ商品!

2分配タイプや2つ以上のモニターに同時出力できるタイプ

(2分配タイプや1入力4出力タイプなど)

例えば、1台のDVDプレイヤーの映像と音声を複数のモニターに同時に出力する際などに便利です!

他にも用途があるかもしれません。

出力端子のある機器のAV端子(出力端子)を増やすのに向いています。

テレビのAV端子増設には、使えません(テレビに出力端子がないため)

おすすめの2分配タイプ!

●2分配AVケーブル(簡易式)

値段が安く、取り付けも簡単です。

1本のAVケーブルから2つ(2セット)のAVケーブルに分配されるタイプです。

使用目的としては、

1台のプレイヤー等から2台のモニターに同時に出力する場合などに便利です!

商品によっては、双方向で使用が可能な場合があります。その際は、以下の注意が必要です。

●通常の使い方
DVDプレイヤーの出力端子に2分配ケーブルを差し込み、分岐した2つのAVケーブルを2台のモニターに出力

●逆方向の使い方
テレビなどのモニターの入力端子に2分配ケーブルを差し込み、分岐した2つのAVケーブルを2台のDVDプレイヤーなどに接続

※逆方向の使い方は、基本的におすすめしません。

逆方向にも使えないことはありませんが、2台のプレイヤーを同時には使用できません。
混線します。必ず片方の電源を切る必要があります。

使い方を誤るとテレビやモニターなどの故障の原因になる場合があります。

ただし、双方向に利用できる利点を活かして違う利用法があるかもしれません。


F-FACTORY 2分配AVケーブル   C-016

商品の特徴

ピンコードで2分配するタイプです!

値段も手ごろで、簡単に使用できます!

長さ:0.3m

1台のプレイヤー等から2台のモニターに出力することが可能です!

●注意事項!
※先ほど触れたとおり、逆方向にも使えないことはありませんが、2台のプレーヤーを同時には使用できません。混線します。
必ず片方の電源を切る必要があります。また使い方を誤ると故障の原因になる場合があります。
そのため、逆方向の使い方は、個人的に、おおすすめしません。

行う方は、自己責任で行ってください

ただし、双方向に利用できる利点を活かして違う利用法があるかもしれません。


COMON社製 AV 2分配ケーブル AV-Y

商品の特徴

長さ:約40cm

端子:金メッキ

●注意事項!

※上記の製品と同様に、逆方向に使った場合、同時出力が、できません。もし誤って同時出力すると混線したり、故障の原因になる場合があります。

逆方向の使い方は、個人的に、おおすすめしません。

行う方は、自己責任で行ってください

ただし、双方向に利用できる利点を活かして違う利用法があるかもしれません。

おすすめのAV端子(出力端子)増設機器!
同時出力タイプ(1入力4出力タイプ)

上記で説明した2分配タイプよりも多くの同時出力が可能です!

1入力4出力タイプの場合

1台のプレイヤー等から最大4台のモニターに同時に映像と音声を出力する場合などに便利です!

考えれば、他の用途も見つかるかもしれません。

テレビのAV端子増設には、使えません(テレビに出力端子がないため)


ES-Tune AV 分配器 1入力4出力 ビデオオーディオ分配器 

商品の特徴

割とめずらしい1入力4出力タイプです!

●本体サイズ:22×8×4cm

●重さ:約380g

●9V ACアダプターが付属

使用する際は、電源(コンセント)が必要になります。

※AVオーディオ、スピーカーが、信号源と接続する時、「ブー」という音がすることがよくあります。これが普通な現象で、製品の品質が原因のわけではありません。

どうしてもテレビのHDMI端子を使い方は?
AVケーブルをHDMIに変換する機器

RCA to HDMI変換コンバーター 

商品の特徴

AV to HDMI変換コンバーターです!
AVケーブル(ピンコード)をHDMIに変換する機器です!

※逆方向(HDMI to AV)には使用することはできません。

●USB供電ケーブル付き


今回の記事では、AV端子(RCA端子)の増設方法について書きました。

AV端子は、一定の需要があるため、しばらくの間は、AV端子、AVケーブルがなくなることはないと思われます。

しかし、時代の流れなのか?地デジ化の影響なのか?これから販売されるテレビやブルーレイレコーダーなどに関しては、AV端子を搭載している機種がどんどん減っていく可能性が高いです。

なんだか寂しい気持ちもします。

余談ですが、AV端子が全盛のころ、つまりは、アナログ時代に大ヒットしたビデオデッキの中古価格を見ましたが、想像よりも値上がりしているのをみて驚きました。

ということは、それだけまだ、ビデオデッキ、つまりは、アナログ機器を大切に使っている人も多いということなのかもしれませんね。

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